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マシなインターネットを作る:malaさんインタビュー[インターネット]

2012-05-08

http://youkoseki.tumblr.com/post/22588852397/mala

ボリュームたっぷり。

やっぱり mala さんはイイ。

セキュリティに関するバランス感覚は難しいなあ、と思う。

あえていま判例を作らない、警察や司法が空気を読むというのが
必要だなと思ってて、ただ現状は空気を読むという運用は無理だなと。
空気を読む運用ができない以上、立法化は危険だなと。


こういう言葉の裏側では膨大な思索がされてるんだろうなあとは思う。

インターネットをマシにする方法として

自分が書いたものを編集可能な状態にしておくというのを考えていて。
書いたものに人格があれば、間違ったことを書いているって、
恥ずかしいじゃないですか。
それぞれの文章に人格というか、意思が宿っていれば、フィードバック
を反映して、勝手に正しい情報になっていくと思うんですよ。


こんなことを言ってるけど、これは誰でも編集可能な wiki を
公開してた mala さんが言うから凄みがあるんだと思う。

ただ、世の中はだいぶそういう流れになってきてて、
Wikipedia のやり方がそれなりにうまくいく、っていうのが
ようやくみんなもわかってきたのかな、とは思うんだ。

あと、匿名に関する問題として、

いずれにせよ、なんらか早めに手を打っておかないと、実名は良くて匿名は
ダメという風潮になってしまう。

−実際問題、そうなると手を打てるのはエンジニアしかいないですよね。
半匿名システムのように、こういう仕組みもあるんだというのを
示さないと世の中に伝わらない。


こういうことも言ってる。

ひょっとすると、匿名を確保できる Freenet のような技術が
エンジニア間で流行るのかもな、とは思うんだ。
車輪の再発明ではあるけど。

Wikipedia - Freenet


インターネットがおかしい、危険だ、っていうのは現場の
エンジニアみんなが漠然と思ってることじゃないかな。
20世紀前半の核技術に関わったエンジニアに近い感覚かもしれない。
夢の技術、人類を幸せにする、そう思ってたのに、
人類の脅威になって、みんなを不幸にしてる?、なんだかなあ、と。

4年前に、「インターネット崩壊」というプログラムをJANOGで
企画したことがあって、通信部分について、危険だね、っていう話をした。
悪意に対して対抗するのが難しいのですわ。

インターネット崩壊 - JANOG 22 program
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog22/program/day1/day1-4.html

今は、アプリケーションレイヤも危険な状況で、
より人間を攻撃できちゃうようになっている。

なんとかしなきゃ、っていう意識もみんなで持たないと駄目なんだろうな。

JANOGのときは、愛で頑張る、っていう結論になったけど、
他のレイヤでも「愛で頑張る」が結論じゃないかな。
今さらジョンレノンかよ、とは思うけどね。

Referrer (Inside): [2012-06-24-3]

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