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エンジニア向け英語セミナーのためのヒアリング調査[仕事]

2006-04-14

職場の上のフロアには、強力な大人が大量にいる。
その中の一人の、古谷千里さんと、エンジニア向け英語セミナーを
作れないか、という検討を行なっている。

古谷先生は、日本のEラーニングの生き字引的な人。
(あんまり先生っていう言葉は好きじゃないんだけど、
先生と呼ばなきゃいけない人は先生と呼ばなきゃねえ)
ウェブに経歴、実績が出ているけど、結構すごい。
国立大学教授の地位を捨てて、(籍を置いとけば、
退職金とか結構すごいはずなのに!)、
シリコンバレーのベンチャー企業に身を投じてみたり、
かなり面白い人生を歩んでいるお姉様だったりする。

古谷先生が運営しているサイトは以下。

Write4U 英文電子メール講座
http://www.write4u.jp/

セミナープログラムを作るにあたっては、
実際のエンジニアに話を聞いてみたい、ということだったので、
組合員に協力してもらって、ヒアリング。

ヒアリングの前は、かま飯を食べながら雑談。
日本のインターネットの父である村井純を、純くん、とさらりと
言ってのけてしまうあたり、やっぱり大物だよなあ、とか思った。

ヒアリングのメモは以下。
それなりに自分の実感とも一致する。

- エンジニアの仕事において、英語に接する機会としては、
  文書を読む場面が圧倒的な比率を占める。
- 翻訳された文章は旬のものではない場合が多い。
  旬の情報は大抵英語。
- もっと早く読めたら、という需要がかなりありそう。
- 英語のドキュメントはプロの手により整理されているので、
  どこが重要か、というのを見つけるテクニックはある。
- 向こうのエリート層は1ページ10秒で読まなきゃいけない。
- 会話とかは発信しなければいけない。発信することは大抵苦手。
- 技術的な話はだいたい理解できる。でもセサミストリートとか、
  CNN とか、日常的な話は難しい

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